こんにちは。最近Sonyの広角レンズが欲しくて物欲の塊となっているあきら(たまちゃん@akiragraph)です。
今回Sony Eマウントに対応してる広角レンズがどのくらいあるのか調べてみました。
広角ズームレンズ
まず、自分が欲しいと考えている大本命!
広角ズームレンズです!1本あれば、大体のものは撮影できてしまう優れものです。旅行の時とかも単焦点レンズを何本も持って行かなくていいので、便利なレンズと思っています。
Sony FE 12-24mm F2.8 GM
Sonyのこのレンズが発表されたのが2020年の7月だったのですが、このレンズをみた時すごく欲しくなりました。
出目金のレンズは好みではないのですが、MTFとレンズ構成図を見た時から気になっていました。
MTFは広角ズームレンズにしては、すごくよく、レンズも高級レンズばかりを使って湾曲等を抑えられる構成になっていました。
ちなみにですが、レンズのMTFは望遠レンズになればなるほどよくなりやすい傾向にあります。これは望遠レンズが広角レンズに比べて光の取り込む量が少ないからです。広角になればなるほど映す範囲も広くなり、取り込む光の量が多いため、MTFは悪くなりやすい傾向にあります。
しかし、このレンズはMTFがすごくよく期待していました!
海外のレビューや国内のレビューも見ましたが、このレンズを褒めていました。
12-24mm F2.8はSony以外のメーカではでていないズームレンズですのでEマウントユーザーの特権ですね。
FE 12-24mm F4 G
Sonyが FE 16-35mm F2.8 FEと同時に発売したレンズです。
このレンズは重さが565gと軽く長さも11cm前後なので旅行にも最適です。現状Sonyから発売されているレンズでは最広角ですが、F値が明るいのは上で紹介したレンズですね。
F値が暗いと明るいレンズに比べて性能が少し劣ってしまうので、お金に余裕があるのであればF2.8の明るいレンズをお勧めします。また、星や暗い室内で撮影するときはF2.8に軍配が上がります。
下の表にSony FE 12-24mm F2.8 GMとFE 12-24mm F4 Gのスペックをまとめました!
名称 | FE 12-24mm F2.8 GM | FE 12-24mm F4 G | |
---|---|---|---|
型名 | SEL1224GM | SEL1224G | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | ||
対応撮像画面サイズ | ●35mmフルサイズ | ||
焦点距離(mm) | 12-24 | ||
レンズ構成 | 14群17枚 | 13群17枚 | |
画角 (35mm判) | 122゚-84゚ | ||
開放絞り (F値) | 2.8 | 4 | |
最小絞り (F値) | 22 | ||
絞り羽根 | 9枚 | 7枚 | |
円形絞り | ○ | ||
最短撮影距離 (m) | 0.28 | ||
最大撮影倍率 (倍) | 0.14 | ||
フィルター径 (mm) | なし | ||
手ブレ補正 | - (ボディ側対応) | ||
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 97.6 x 137 | 87×117.4 | |
質量 約 (g) | 847 | 565 |
FE 16-35mm F2.8 GM
自分が今Sony FE 12-24mm F2.8 GMとどっちを購入しようか悩んでいるレンズです。
一度使用してみたのですが、使いやすく旅行や風景写真を撮影しに行くにはベストだと思っています。ボケ味もよくスナップレンズとしても最適かなと感じています。
すごく欲しくて1年前から検討しているレンズです。検討し始めた頃からFE 12-24mm F2.8 GMの噂が出ていたので発表されているまで待っていました。いつの間にかに両方とも購入していそうで怖いです....
実を言うと3月に沖縄旅行をしようと「Rentio」でレンタルしようとしていたのですが、コロナウイルスで断念して近場に日帰り旅行をした時にすこしだけ使用しました。
FE 16-35mm F4 ZA OSS
SONY の16-35mm F4のレンズです。ZEISSの「T*(ティースター)コーティング」を採用していて、小型軽量と使いやすいレンズとなっています。
GMレンズと比べて、周辺の解像度低下についてよくいろいろなブログや価格コムなどで同じことが言われています。ただし、パソコンで周辺を拡大しない限りはわからないとのことですのでそんなに気にするほどではありません。
友人とフォトウォークに行った際に何度かお借りしましたが、これ1本でなんでもとれる便利ズームという印象でした。FE 12-24mm F4 Gでも書きましたが、星景写真や室内写真をするには少しばかり不利なレンズです。星景写真や室内写真が撮れないわけではないのでFE 16-35mm F2.8 GMは購入できないという人におすすめのレンズです。
下の表にFE 16-35mm F2.8 GMとFE 16-35mm F4 ZA OSSのスペックをまとめました。ご参考までに。
名称 | FE 16-35 mm F2.8 GM | Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS | |
---|---|---|---|
型名 | SEL1635GM | SEL1635Z | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | ||
対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ | ||
焦点距離(mm) | 16-35 | ||
画角 (35mm判) | 107゚-63゚ | ||
開放絞り (F値) | 2.8 | 4 | |
最小絞り (F値) | 22 | ||
レンズ構成 | 13群16枚 | 10群12枚 | |
絞り羽根 (枚) | 11 | 7 | |
円形絞り | ○ | ||
最短撮影距離 (m) | 0.28 | ||
最大撮影倍率 (倍) | 0.19 | ||
フィルター径 (mm) | 82 | 72 | |
手ブレ補正 | - (ボディ側対応) | レンズ内手ブレ補正方式 | |
フードタイプ | 花形バヨネット式 | ||
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 88.5 x 121.6 | 78×98.5 | |
質量 約 (g) | 680 | 518 |
Tamron 17-28mm F2.8 Di III RXD
Tamronから出ている小型軽量レンズです。TamronはEマウントフルサイズ専用設計レンズとして出している全てのレンズフィルター径を67mmに揃えています。
最近のTamronは小型軽量で使いやすくいいレンズを出しています。お値段もお手頃でF2.8という明るさが欲しいのであればお勧めです。
前に使用した感想を記事にしていますのでこちらもご覧ください。
SIGMA Art 14-24mm F2.8 DG DN
Sigmaはたくさんの人が良いブランドイメージを持っているかと思います。自分の勝手なイメージですが、昔は解像度重視のガリガリ写真をだしてくるメーカーだと思っていましたが、最近はボケ味にも拘っているイメージがあります。昔はそこまで好きなメーカーではなかったですが今は使ってみたいレンズをバンバンだすメーカーと思っています。
FE 12-24mm F2.8 GMがで発表されていないければFE 16-35mm F2.8 GMと悩んでいたレンズです。
自分として気になっていましたのでSony FE 12-24mm F2.8 GMとSigma Art 14-24mm F2.8 DG DNのスペック比較をまとめてみました。
名称 | Sony FE 12-24mm F2.8 GM | Sigma Art 14-24mm F2.8 DG DN | |
---|---|---|---|
レンズマウント | ソニー Eマウント | ||
対応撮像画面サイズ | ●35mmフルサイズ | ||
焦点距離(mm) | 12-24 | 14-24 | |
レンズ構成 | 14群17枚 | 13群18枚 | |
画角 (35mm判) | 122゚-84゚ | 114.2゚-84.1゚ | |
開放絞り (F値) | 2.8 | ||
最小絞り (F値) | 22 | ||
絞り羽根 | 9枚 | 11枚 | |
円形絞り | ○ | ||
最短撮影距離 (m) | 0.28 | ||
最大撮影倍率 (倍) | 0.14 | 1:7:3 | |
フィルター径 (mm) | なし | ||
手ブレ補正 | - (ボディ側対応) | ||
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 97.6 x 137 | 85.0×131.0 | |
質量 約 (g) | 847 | 795 |

SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art A019 | Sony E(FE)マウント | Full-Size/Large-Format ミラーレス専用
- 発売日: 2019/08/31
- メディア: エレクトロニクス
広角単焦点レンズ
実を言うと広角単焦点レンズは1本だけ持っています。Tokinaから販売されているFiRIN 20mm F2 FE MFというレンズです。ふるさと納税でゲットできました!
SAMYANG AF 14mm F2.8 FE
発表当時サードパーティー製初のフルサイズ用SONY Eマウント対応レンズです。
SAMYANGは広角レンズの特に14MMが有名ですが、これは光学設計を一からミラーレス専用に作り直したレンズです。自分自身一時期星景撮影用に気になっていた製品ですが、広すぎるのとスナップ等には使えなさそうということから購入対象には入れていないレンズでした。
SAMYANG AF 18mm F2.8 FE
SAMYANGからでている18mmの広角単焦点です。友人のご好意で北海道に行く際にお借りすることができました。
実際に使用してみた感想としましては、AFの合焦速度も早く普通に使用することができました。
Lightromm Classicのプロファイルが「SAMYANG」ではなく「Rokinon」になります。「Rokinon」はSAMYANGと同じブランドでアメリカとヨーロッパ限定のブランドだったはずです。
いつかこのレンズを使用した記事も書きたいと思っています。
標準や望遠レンズよりフレア、ゴーストの発生する確率が高い広角レンズですが、このレンズも例外ではありません。ただし、フレアやゴーストが出る角度は限られますので、そこまで気にする必要ないかと思います。
Sony FE 20mm F1.8 G
2020年2月にSonyから発売されたレンズです。TokinaのFiRIN 20mm をベンチマークしているようで、似ている点が多々あります。デクリック機能、絞り環の部分が同じですね。MTF見る限りは性能もそんなにFiRIN 20mmと変わらずかなと感じています。
しかし羨ましい点としてはAFがあるのがいいなと感じています。自分が持っているTokina FiRIN 20mm F2 FE MFはAFが付いていないので、そこだけが弱点だと感じています。
Tokina FiRIN 20mm F2 FE MF
自分が持っているFiRIN 20mm F2 FEです。購入した当初はSony Eマウント用の広角レンズが少なく、このほかに存在していたレンズはSony のFE 12-24mm F4 GとSony FE 16-35mm F2.8 FE、Sony FE 16-35mm F4 ZA OSSのみでした。この時期から星景撮影にハマっていたこともあり、できればF2.8より明るいレンズを探していた際に見つけたレンズです。
このレンズはコントラストも高く、しっかり解像するので自分にとってはお気に入りのレンズです。カメラをミラーレスに変えて以来、MFでピントを合わせやすく楽しく使用しています。
発表されたのが2017年だったと記憶しているのですが、翌年にはAFが発売されました。
最初はあと1年我慢していればと考えたのですが、AFがジーコジーコとうるさく合焦速度が遅いらしいのでまあいいかなと思いました。
デザインについてはMFの方が好みです。また、AFバージョンは絞り環もないので、自分的にはあまり好きになれませんでした。
光学性能はMFと変わらないので、出てくる絵は期待以上のものが出てくると思います。
TAMRON 20mm F2.8 Di III OSD M1:2
TamronのSony Eマウント用単焦点3兄弟のうちのひとつです。20mm F2.8にしては220gと軽く、大きさも小さいため、持ち運ぶが楽です。
いろいろなサイトでも指摘されておりますが、あくまでカメラ内補正で補正する前提のレンズですので、必ず補正をオンにして撮影した方がいいようです。特に歪みがひどく、補正なしでは使用しにくいとのことです。
FE 24mm F1.4 GM
このレンズが発表された時はだいぶ驚きました。光学性能を高めつつ、小型軽量に抑えたレンズです。星景写真の時にどうしても気になってしまう画面周辺にでるサジタルコマフレアを極限まで押さえたレンズです。
自分もこのレンズがすごく欲しいのですが、広角ズームレンズの方が便利なレンズではあるので、いつか欲しいと思っているレンズです。
TAMRON 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2
このレンズは、Tamronが発売している軽量コンパクトをコンセプトにした3兄弟レンズのうちの1本です。他にも35mmと20mmがあります。20mmは先ほど紹介したレンズです。
ハーフマクロということで最短撮影距離がセンサーから12cmと被写体にだいぶ近づいて撮影することが可能です。私自身このレンズを使用したことがないので気になっています。
特にお散歩や旅行の際にズームレンズ1本とこのレンズだけで持っていってもいいと思っています。ただし、これだけ小さいこともあり、描写性能はカメラからの補正頼りになっているとも聞きます。あくまで噂ですので使用してみてどうかを今度レビューしようと思っています。
このレンズは既に購入しているのですが、コロナの影響でまだ1回も撮影できていませんので早く使用したいという気持ちが溢れてきています。
コスト削減のためでしょうが、3本とも同じ鏡筒や部品が使用されているようです。本来であれば、もっと小さくできたのではないかと思っています(あくまでも個人の見解です)。
SAMYANG AF 24mm F2.8 FE
このレンズは気に入ってしばらく使用していました。タムロンより小型で軽量だったため、カメラに常時装着していました。AFもだいぶ早く、これといった不満点もないため、お勧めできるレンズです。値段も4万以内と比較的購入しやすい金額というところも嬉しいところです。ただし、価格が価格なので仕方ないのでしょうが、どうしても安っぽさが気になります。これはタムロンの3兄弟にも言えることです。
マウント部はアルミ?か金属がわからないのですが、何かの拍子の際に壊れそうという思いがあったので、すこし怖かったです。
まとめ
私はどうしてもSony から新しく発売されたFE 12-24mm F2.8 GMがどんな描写してくれるのかを気になっています。FE 16-35mm F2.8 GMと悩みはしているのですが引っ越しでお金がどんどん消えているので購入できる時に購入できたらいいなと考えています。
皆さんはどんなレンズが気になりましたでしょうか?参考までにお聞きできると嬉しいです!